さくらなな



「さくらなな」は坂本冬美が作詞作曲する際のペンネームである。

「TOP RUNNER Vol.9」に作曲を始めた経緯が語られているので一部引用

大江 ぼく、ちょっと聞いたんですけど、曲をつくっているという話、本当ですか。
坂本 わたし、楽器できないんですけど、まあ、やってますね。
大江 自宅のスタジオで?
坂本 いいえ、スタジオなんかないですよ。あるのは防音のカラオケルームだけで。作曲の話は、吉幾三さんがきっかけです。待ち時間の長いラジオの番組で、吉さんが「冬美ちゃんに詞を書いてきたから、適当に見ておいて」と言って渡してくれたんです。その詞を見ていたら、なんとなくメロディが出てきて、あ、こういうのが作曲っていうのかなあ、と。で、とりあえず録音して、あやちゃんとか夏っちゃんとかスタッフに聴かせたら、「けっこう、いいんじゃないの」っていうので、すっかりハマっちゃいましてね。それからまだ3.4か月しかたってないんですけど、すでに十何曲かはつくりましたよ。
大江 いままで数多くの歌を歌ってらして、それが引き出しになって、ご自分でつくるのもおもしろくなってきた。
坂本 はい。そのうちステージとかで歌えればいいなと思っているんですねどね。



発表された作品

「暮六ツ小町」  作詞:遊なおこ  作曲:さくらなな シングル「ふたり咲き」カップリング(1998年7月29日発売)
「炎情」     作詞:さくらなな 作曲:さくらなな アルバム「坂本冬美全曲集」収録(1998年10月21日発売)
「おとうさんへ」 作詞:さくらなな 作曲:さくらなな シングル「風鈴」カップリング(2000年09月06日発売)

藤あや子に提供した作品

「冗談じゃない」 作詞:小野彩   作曲:さくらなな アルバム「愛しい人へ」収録(2000年06月07日発売)



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