おかえりがおまもり
坂本冬美の40枚目のシングル曲
2011年9月14日発売
作詞・作曲：川村結花
カップリングは「星に祈りを」（作詞・たかたかし、作曲・猪俣公章）
2011年2月1日にＴＢＳで放送された音楽番組「風がはこんできたもの～音楽の原風景～」のために川村結花によって書き下ろされた楽曲。
坂本冬美の故郷への想い、母への感謝の気持ちが歌詞に込められている。
番組で行った故郷でのミニコンサート、この歌の収録では涙が抑えきれず何度か取り直しになったそうである。
歌い終わって「今の歌で大丈夫なんやろか？」と問いかける坂本冬美の姿があった。
放送終了後、視聴者からの反響が大きく急遽ＣＤ化が決定した。
ジャケット写真は坂本冬美が愛する故郷・上富田町に流れる富田川に架かる通称「赤橋」。
この「赤橋」はＣＤが発売される直前、紀伊半島を襲った台風12号のため濁流に流されてしまった。
2011年9月5日の「冬美便り」に坂本冬美が綴っている。
なんの因果なのでしょうか。
私達の青春時代の思い出は、流されてしまいましたが、
まるで分かっていたかのように、映像に記録され、CDとして残ることになりました。
寂しく悔しい思いはありますが、
なぜか古い橋の最後を看取ってあげられたのかな、とも思います。