神野美加



坂本冬美のよきライバルであり理解者である。

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1965年生まれで坂本冬美より2歳年上、デビューは坂本冬美より3年速い1984年である。
1985年には「男船がヒット。
坂本冬美が男唄でデビューして同じジャンルに二人はいらないと恐怖を感じていた。
当時は周りがライバル視することにより本人たちは話をしたこともなかったが、坂本冬美が休業に入るとき、お互いの着物を交換しようとやっと二人だけで話ができたという。
今はお互いを理解し合い、尊敬し合える関係になっている。
そして、それぞれが唯一無二の存在で、それぞれのジャンルを確立している。



2016年01月13日放送のBS朝日「日本の名曲 人生、歌がある」では当時を振り返りながら、当時交換した着物で神野美伽の持ち歌である「春夏秋冬 屋形船」を二人で歌唱した。

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2014年03月16日のテレビ東京「ソロモン流」に神野美伽が登場。

番組の中で坂本冬美が神野美伽についてコメントしている。

神野美加の歌う姿に「自分も一生懸命頑張ってるんだけどまだまだ甘いって思うんです。」「初めてお会いして時に、たった1歳ぐらいしか違わないのに、1学年違ったんですけども眩しかったんです。『これがスターなんだ』っていうのを、本当にその時目の当たりにして近づけなかった。1番近くにいる先輩なのにもの凄く遠い存在でした。」

一方、神野美加は「(坂本冬美は)私が1つ授かったヒット曲と同じようなラインの曲でデビューしたんです。2人はいらないんです。どっちかが淘汰されるんだろうって思ったし、すごく恐怖でしたよね。なんであの人は上手くいって、私はこんなに頑張ってるのに上手くいかないんだろうって、大変低い次元の悩みの中ですごく1人で格闘していた。」

今は気のおけない演歌仲間であり、「すっぴんでは私は出られへんわ」と言いながら顔を隠す動作をする坂本冬美に対して、神野美加は「嫌味な女(笑)」と軽口をたたく。

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2018年06月15日放送のBSジャパン「徳光和夫の名曲にっぽん」
神野美伽さんと坂本冬美さんの友情物語に涙しました!

美伽さん男前ですねぇ!
「兄貴!」と呼びたいゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

以下永久保存版の書き起こし------------------

(美伽さん)まめちゃんて言うのは、私いつのころからか、冬美ちゃん・・・坂本冬美さんのことをまめちゃんって、結構ね冬美ちゃんの身近なお友達やなんかはまめちゃんまめちゃん言うんですけど、なんで冬美さんをまめちゃんて言うか?まめなんですよ!ほんとにたぶん私が知っている中で一番まめな人!
例えば昨日もご一緒にお仕事させていただいて、終わるの遅かったんです
「お疲れ様、また明日ねぇ!」って言って私が楽屋に戻ってちょっとするとメールがプルプルプルとなるんですよ
そうすると・・・あっこれまめちゃんよって言ったら・・・まめちゃん!

(冬美さん)毛皮先輩と呼んでるわけじゃないんですが、神野美伽さんのことで、歌手になる前、年齢的に1つちょっとお姉さんで、デビューが3年先輩なんですね
私が歌手を目指していた頃出た番組のゲストでいらっしゃったんですが、その時にGパンの上に毛皮を羽織ってさっそうと歩いていらっしゃったんです
そのとき、大阪ご出身、年齢も近い、何かこう近いイメージのスターというのを思い描いていたのが、そのオーラと言うんでしょうか?もうそれが強烈に残ってるんですね

(美伽さん)ああいう風に書かれると、こんなはずかしいことないですよね!自分ではよく覚えてませんよ

(徳光さん)美伽ちゃんは結構パイオニアでねぇ、演歌の歌手としてパンチのある「男船」でデビューしながら、一方でグラビアアイドルのような

(冬美さん)ボンボンとビキニで

(徳光さん)ボンボンとねぇ、見事な肉離れで(笑)

(徳光さん)年齢的には近いわけですから3年後にデビューいたしましても冬美ちゃん第一線にすぐ追いつくわけでありますが当時お二人はライバル関係みたいなもんはどうですか?

(美伽さん)二人ということではなくて、当時たくさんの音楽祭もあったし歌の番組もいっぱいある中で、どちらかが生き残らなければいけないっていう、周りのスタッフの方たちだって生活かかって命がけで私達を育ててくださるんですよ
そんな中でなんとなくねぇ、挨拶は当然礼儀ですから後輩であろうが先輩であろうがしますよねお互いに、だけどそれ以上近くで話せる雰囲気ではなかったし
正直今ここだから話しますけど
20代の苦しみの・・・
自分が歌ってきてとにかくやめたくてやめたくてしかたなかった
その根源がまめちゃんでした
比較される!
出現が鳴り物入りでぱーって出てきて、なんていうんだろう、恐怖ですよね
猪俣先生がおっしゃったことが私にとって決定的で・・・ある番組でお会いしたときにねぇ、「美伽いいか」、半分酔ってらっしゃって、「あんなぁ」・・デビューして数年立ったとき・・・「美伽、うちの冬美はなぁ、デビューさせた時に神野に追いつけ追い越せぶっつぶせって言うのが合言葉で、それくらいのつもりでやってたんだよぉ」っておっしゃって
悪気のある言葉でも何でもなくて、よくわかりますし、やっぱりお互いにスタッフってそういう・・・
そんな中でまめちゃんってできますか?子供でもやっぱりそういう空気ちゃんと感じて・・・

(徳光さん)当時まめちゃんはどう思ってたの?

(冬美さん)私は嫌われてるのかな?とずーっと思ってたんですけど、正直自分の与えられた仕事をやることで精一杯で
スタッフはそういう思いがあったかもしれないですが、とにかく今日の仕事を、変な話、こう一つずつ消化していくっていう、これやったこれやった、次に与えられたこれも終えた、無事に終えた、ちっとも積み重なってないわけですよね

(美伽さん)あーよくわかる!すごいよくわかる

(冬美さん)でも休業するとき私が思い切って、素敵なお着物着てらっしゃったんで、休業すると思ってたんで、「あっ!その着物いいな!今私が歌っている歌にピッタリ!ほしい!」って言ったんです、思い切って、15年の月日が経って
15年経って初めてそういう会話
そしたら、ただではあげられない!チェンジしよう!まめちゃん素敵な着物着てたから、そのときは冬美ちゃんいいの着てるからチャンジしよう!家に来てって初めて言ってくださって、事務所にお邪魔して、初めて!

(美伽さん)話したよねぇ!長い間、二人きりで、お茶だけ飲んで

(徳光さん)その時やめることに対して抵抗とかあったんですか?

(美伽さん)ものすごく腹が立ってました
残念とかそういうのじゃなくて、みんなそんな苦しいこと、千さんもおわかりになると思うんですけど、みんな持ってて、女性だから体調が思うように行かない、私だって何遍倒れて何遍入院してって、だけどこうやってなんとか生きてんのに、逃げるのかよって思ったんですよね
すごく悔しくて、「帰ってくるよね!でないと交換しないよ!」って

(徳光さん)その時言われた言葉で覚えてることありますか

(冬美さん)「さよならは言わないよ!」って言われた

(徳光さん)覚えてる?覚えてないな

(美伽さん)でもねぇ精一杯喋ったと思います。その時は居てほしいと思った

(徳光さん)でも冬美さんは決心は固かったよね

(冬美さん)その時は「はい」って言いましたけど、心の中では「ごめんなさいもう戻ってきません!申し訳ないですけど」って
ただやっぱりどこか近づきたいってのが・・・それだけはどこか心残りだったんだと思うんですよ
やめるにしても嫌われてるのかな?嫌いなままはいやだと思って、思い切って勇気を振り絞って声をかけて
「いらっしゃい!」って言ってくださって
いろんなことを話して
忘れもしませんけど、「何が不満なの?冬美ちゃんはデビューから周りから見たら人形ケースに入れておきたいくらい順風満帆に、みんながいいわねってあこがれるくらい、うらやましいなと思うような演歌の道を歩いてきたでしょう?何が不満なの?」ってまず言われて、あぁそんなふうに私のことって写ってたんだ、自分のこと客観的に・・・

(徳光さん)初めて知ったわけ?

(冬美さん)はい、恵まれた環境にいるっていうことも感じたこともなかったんです、それが当たりまえって言ったらこれも語弊があるかもしれないですが・・・

(美伽さん)それさえ感じる余裕がなかったんだ

(冬美さん)余裕がなかったです
とにかく自分はなんの基礎もないままデビューして次から次へと高いハードルを、いま思えば与えていただいて、でもそのときは与えていただいてではなくて、またこんな試練が、こんな課題を乗り越えなきゃいけないんだっていうことの積み重ねで、精神的にこういう状態になってしまったんですけど、それが私の苦しみっていうのは周りの方には「何わがままいってんの?」って、そんな風にしか写ってなかったんだ・・・

(徳光さん)っていうことを知らされたんだ

(冬美さん)初めて知ったんです!

(徳光さん)はぁ~いい話だねぇ!

(徳光さん)冬美ちゃん戻ってこられて、そのときはなにか言われましたか?

(冬美さん)あのね、なんて言うんでしょう?見透かされていたような、微笑みって言いますかね、「やっぱりもどってきたでしょ、わかってたよ!」って言うような、そんあ感じしたね、「やっぱりね!」っていう

(徳光さん)冬美ちゃんどんな着物もっていったの?

(冬美さん)このお着物は美伽さんから、美伽さんが着てらした、あともう一枚龍のお着物いただいてるんですけど、わたしは確かブルー系のお着物と・・・

(美伽さん)ベージュ系のと

(美伽さん)そのとき発信したくて、そのとき新曲出したジャケットにまめちゃんと交換したブルーの着物をジャケットにしたんです、まめちゃんがどこかで見てくれるだろうと思って、着たよ!って言うんじゃなくて、何か刺激になってまた歌いたいと思ってくれたらいいなと思って

(徳光さん)どっかで見てた?

(冬美さん)私休業中はほんとに一切8ヶ月位歌の番組も見なければ、歌も聞かなかったんですね、ですからこういう風にジャケットにしていただいてってことを初めて知りました

(徳光さん)そうなんだ、あなたのお着物だからお着物自体はしっかり覚えてる

(冬美さん)覚えてます

(徳光さん)今日はその「男節」を!胸熱い話を聞いて・・・

(美伽さん)なんかねぇ!今日・・・でもすごくうれしいです

(徳光さん)坂本冬美の前でぜひ歌ってもらえませんか!

(美伽さん)はい喜んで!あぁ音外したらどうしよう!

(徳光さん)いま気持ち的にはどうですか冬美さんとしましては

(冬美さん)いま一番尊敬する先輩で、いつも背中を見せていただくことによって、おしりペンペンされてるような、あなたもしっかりしなさいよって言われてるような刺激をいつもいただいているので、コンサートに行かせていただいてはパワーを頂いて

♪男節♪

(徳光さん)いいねぇ!うれしいよ!こういう友情があったってことが

(美伽さん)女同士にも友情があるんですよ!

・・・

(冬美さん)私子供の頃・・・

(美伽さん)子供ってなんやねんそれ!

(冬美さん)歌手になる前、カセットにカラオケ入れて練習させて頂いてたんです、「男船」を、でも低いところが出なくて、「いのち」っていうとこが出なくて、ごまかしながら、今みたいにキーチェンジャーとかないですから、美伽さんのキーで低いところが出ないまんま練習していましたので、今回歌わせていただきます・・・恥ずかしい!

(美伽さん)嬉しい!けど初めてですよね!

(冬美さん)初めて歌います

(徳光さん)こういう話を伺ったあとに歌っていただけるんでより以上に嬉しいですね

(徳光さん)着物交換は終わったんですけど歌交換があるんですけど

(美伽さん)私、じゃあまめちゃんのあばれ太鼓を!まめちゃんの歌の中で好きな歌いっぱいあるんです。でもこの2曲の歌って作ってくださった先生は違うんですけど、お互いになかなか言えないことだったんですけど、とっても似てるんですよ!

(徳光さん)あっ!ライバルだ!猪俣さんと市川先生!似てるんだこの歌

(美伽さん)♪どうせぇ、♪荒れえてぇ、それから私の♪沖に出たなら自慢の船さ

(冬美さん)♪ぐちは言うまい限界育ち、猪俣先生!真似したでしょ!

(美伽さん)♪ちゃんかちゃんかちゃかちゃかちゃんかんっていうのが冬美ちゃんの歌、私は♪ちゃんちゃちゃんちゃちゃちゃちゃちゃちゃんちゃん、1個音が違うだけ

(冬美さん)ここだけの話ほんとにバンドさんが困ったっていう

(美伽さん)バンドさんが間違えちゃう、どっちかが先に演奏するとコードは必ず前の人とおんなじことになっちゃう

(徳光さん)それでは今日ははっきり差がわかりますように、これは完全にボーダーがあるということで二人でお願いします

♪男船♪
♪あばれ太鼓♪

披露された楽曲
「アケミという名で十八で」千昌夫
「風に立つ」坂本冬美
「春夏秋冬 屋形船」神野美伽
「北国の春」千昌夫
「大利根月夜」森山愛子
「雨の別れ道」坂本冬美
「男節」神野美伽
「男船」坂本冬美
「あばれ太鼓」坂本冬美&神野美伽
「津軽おとこ節」北山たけし
「男の港」北山たけし
「岸和田音頭」大江裕
「いちから二人」神野美伽
「古希祝い」千昌夫
「同棲時代」大信田礼子
「エリカの花散るとき」椎名佐千子
「おだまり」美川憲一
「霧の川」丘みどり
「生きる」美川憲一
「聖母たちのララバイ」丘みどり
「海の声」成底ゆう子
「春待ち坂」美川憲一

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2018年12月5日に放送されたBS朝日「日本の名曲 人生、歌がある」
年末恒例の5時間スペシャル生放送!
神野美伽さんと「浪花恋しぐれ」
誰が思いついたのか?素晴らしい!
男前の美伽さんとの相性バッチリでした(≧∀≦)

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