中村あゆみ
坂本冬美の仲の良いお友達。
1966年6月生まれで坂本冬美とは同学年である。
高校3年の1984年にデビュー。1985年4月にリリースした3枚目のシングル「翼の折れたエンジェル」が大ヒット。
坂本冬美の代表曲の一つ「アジアの海賊」（2009年01月07日発売）を提供した。
中村あゆみは1998年以降、音楽活動を一時休止していたが、2004年7月18日 加山雄三氏プロデュースによるイベント「湯沢フィールド音楽祭」へのゲスト出演をきっかけに音楽活動を本格的に再開した。
2007年の「第5回湯沢フィールド音楽祭」で坂本と中村は初めて出会い意気投合し、その日のうちにメールアドレスを交換した。坂本のステージを見るうちに、中村はロックのスピリッツに通じる熱いものを感じ、温めていた曲の提供を申し出た。
（参考）朝日デジタル「坂本冬美と中村あゆみ ロック調演歌で日本を鼓舞」
2009年01月06日坂本冬美は新宿・歌舞伎町で新曲「アジアの海賊」お披露目のため中村あゆみとともにゲリラ・ライブを敢行した。
場所はネオンに囲まれた新宿コマ劇場跡前の広場。坂本の登場直前、特設照明が消える不具合が起き、ライブはやや遅れてスタートした。坂本が黒のズボンと着物姿でさっそうとステージに上がり、歌い出すと、今度はマイクが不調で最初から口パク状態に。
「ストーップ！」と曲を止めた坂本は、大声で「皆さーん、お寒い中お待たせしております。聞こえますかー？」と話し始め、観客はかえって大喜び。「冬美ちゃーん」とあちこちから声援が。
間もなくマイクが復旧すると坂本は「家に帰っても、このことは近所の人には言わないようにね」と笑わせ、よさこいソーランのノリとロックを融合させた新曲を熱唱。間奏から中村も参加して「ヨイヤサッ、ヨイヤサッ」とイキのいい合いの手で盛り上げた。
2009年4月歌謡ポップスチャンネル「加山雄三のスペシャルワールド 第５回」のゲストは坂本冬美と中村あゆみ。
二人を光進丸に招き、船上でギター片手に「また君に恋してる」を唄った。
中村「きっかけは湯沢フィールド音楽祭なんですよ。２年前にゲストで来てくださったときに、冬美ちゃんの『祝い酒』を歌ったんですけど、そのときに初めて冬美ちゃんと会って、そのあと冬美ちゃんのコンサートに行って凄いと思ったんですよ。演歌って言うよりも、それを超えてると思って。私の曲を歌ってくれたらいいなあと思って。『アジアの海賊』を歌ってもらうことに。
坂本「でもあゆみさんが歌ったほうが全然カッコいいんですよ。デモテープ聴いて、歌う気なくすくらいカッコいいんです。レコーディングの寸前まで、ほんとにいただいていいんですね？ほんとに出しちゃいますよ！って。」
加山「凄い迫力あるステージやってんだよ。お芝居みたいなさ。浪花節みたい。」
坂本「二葉百合子先生とご出演いただいて、一緒に歌謡浪曲を。」
加山「俺、もう見入っちゃって。芝居までできて、普通の演歌だけじゃなくて、浪花節のような心を伝えていくような上手さ。それを見てて、ますます好きになっちゃって、終わってからお花をプレゼントしちゃったから。」
坂本「お手紙付きでね、大事にベッドサイドに置かせていただいてます。枯れないお花なんです。」
加山「うちのマネージャーが「そんなの古いですよ」って、ひどいこと言うんだよ。「そんなのじゃ、全然喜びませんよ」って。俺は「心を込めてるんだからいいんじゃないか」って言うだけど「大昔は、流行ったんですよ」って言われて。」
坂本「カードの最後に「ジージ」って書いてあったんで。出きれば「加山雄三」さんのお名前を書いていただければと・・・。今度持っていきますので、書いてください。」
2009年07月20日に開催された「第７回湯沢フィールド音楽祭」に坂本冬美が出演し、中村あゆみと「アジアの海賊」を歌った。
加瀬邦彦さんのオフィシャルブログから
2015年04月21日に中村あゆみのデビュー30周年記念プレミアム・パーティー「Chameleon night」が開催され、坂本冬美がゲストとして登場。「Working Woman」（2015 FM NACK5 キャンペーン・ソング）を一緒に歌唱。
MUSICMAN-NET：中村あゆみ｢翼の折れたエンジェル｣発売30周年記念日にライヴ開催 坂本冬美と新曲を初共演
zakzak by 夕刊フジ：中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」の“誕生日”にウキウキ♪
日刊スポーツ：中村あゆみ30周年ライブ「紅白出たい」
サンスポ：中村あゆみ、３０周年迎え心機一転「死ぬまでに１回は紅白出たい」
デイリースポーツ：中村あゆみ「死ぬまでに紅白に出たい」
MUSICMAN-NET掲載写真
2010年07月22日坂本冬美は和倉温泉「加賀屋」でディナーショーを行った。
その時スペシャルゲストとして中村あゆみが出演。
2015年12月14日ＮＨＫ ＦＭ放送「RADIO1980～2015冬」
1980年を「キーワード」に、いま現在も精力的に音楽シーンの第一線で活躍するトップアーティストたちが毎日DJを担当するという企画。
1時間45分の生放送。その１日目を飾ったのが中村あゆみと坂本冬美だった。
お互い、坂本冬美を「ふゆちゃん」中村あゆみを「あゆみさん」と呼び合う。
ゴルフや温泉に一緒に行く仲。
きっかけは坂本冬美の声に惚れ込んだ中村あゆみが「アジアの海賊」をぜひ歌って欲しいとデモＣＤを送ったことからで、この歌のサビの部分は坂本冬美の声しかないと思ったそうである。
持ち歌を交換して歌うという企画では生歌を披露！
蒲田ジョージのギターで中村あゆみが「また君に恋してる」、坂本冬美が「翼の折れたエンジェル」を歌った。
そして二人一緒に「アジアの海賊」
中村あゆみは「サビの『あぁ～』の部分が絶妙でしびれる。レコーディングして聴いたときジョージと顔を見合わせて『よかったよね』って感じだった」と語る。
「Love Songs VI ～あなたしか見えない～」を発売するという話題で中村あゆみは、「ふゆちゃんってそこらへんがチャレンジャーで、一緒にやるときあって冬美ちゃんってどんな人ですかって質問があるんだけど、演歌っていう括りじゃなくて、とってもモダンな感じ、坂本冬美ジャンル的な、あんまり演歌の近づきにくい感じじゃなくて・・・それじゃなかったらアジアの海賊もお願いしなかったんだよね。そういう中にＭＩＹＡＢＩ君とやったこともあったし、色んな方とこれまでチャレンジしてるじゃないですか、コラボして、そういう意味で冬美ブランド的な！？」
最後を飾ったのが二人の共演でジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス」
この企画が決まったとき坂本冬美は中村あゆみに「私はサビをちょろっと歌う感じで」と最初にメールしたそうであるが、中村あゆみからここを歌えと赤枠で囲んだ連絡が来たそうである。
2016年07月29日にテレビ東京で放送された「金曜７時のコンサート」で坂本冬美と中村あゆみは二人で「アジアの海賊」を歌った。
その中で「アジアの海賊」を坂本冬美が歌うことになった経緯を語っている。
中村 「この曲できた時、彼女しかいないと思ってプロポーズしました」
宮本 「坂本冬美さんのどこがよかったんですか？」
中村 「歌唱力がちゃんとあって・・・綺麗じゃないと嫌じゃないですか」
中村 「そことても大事なとこで」
中村 「綺麗で、歌が上手で、それでお花みたいな、お姫様みたいな・・・というと冬美ちゃんだったんです！」
東MAX 「（冬美さんに向かって）話し聞いてて嬉しそうでしたねぇ」
冬美 「もう藤あや子さんに行かなくてよかったと思って（笑）」
2016年08月06日に放送されたＢＳ朝日「極上空間」では中村あゆみが運転するＳＵＺＵＫＩ・アルトに乗って坂本冬美と一緒に河口湖へ仲良しドライブ。
坂本冬美は猪俣先生の内弟子になりデビュー曲「あばれ太鼓」を頂いた時にダサいと思い、先生に「これは売れないと思います」って言った想い出を紹介。
当時は歌詞の意味が分からず歌ったそうである。
一方、中村あゆみも「翼の折れたエンジェル」の詞の内容を理解せずに歌っていたと。あまり重くならないように歌ったらしい。
そして坂本冬美は忌野清志郎との思い出、中村あゆみは尾崎豊とのデートの思い出を語った。
2018年9月16日に総社市で開催された赤米フェスタ２０１８ 西日本豪雨災害 復興支援チャリティコンサート
相川七瀬が中心となって開催されている赤米フェスタに中村あゆみとともに出演
出演者：相川七瀬、坂本冬美、中村あゆみ、はなわ、マーティ・フリードマン、パーマネントフィッシュ、Lugz & Jera
相川七瀬、中村あゆみ、坂本冬美の３人で「アジアの海賊」を歌唱
相川はブログで坂本冬美にこのフェスタで「夜桜お七」を歌ってもらいたいとずっと夢見ていたと語っている
